高血圧の検査

家庭で毎日血圧を測定している人も多いでしょう。安静時に測定しているにも関わらず、高い血圧が続くようであれば、一度病院で診察を受けましょう。高血圧と診断された場合、医師の指示に従って、適切な治療を行いましょう。

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高血圧の血液検査

高血圧の血液検査

高血圧の検査は2段階に分かれています。始めに行われるのは、スクリーニング検査というごく一般的な検査になります。基本となる問診や血圧測定を行い、肥満度の測定や尿検査、血液検査など、様々な検査が行われます。症状が軽いと診断され、合併症も見られない場合、食生活や生活習慣の改善指導が行われます。この検査の目的は、本態性高血圧なのか、二次性高血圧かの判別をすることにもあります。高血圧の進行具合と合併症を調べ、症状にあった治療方針を立てていくことになります。

血液検査の基準値
(日本動脈硬化学会『動脈硬化性疾患診療ガイドライン2002』より抜粋)

血液検査の結果により、高血圧と合併症の関係が分かってきます。

検査名 基準値 備考


赤血球数 400〜566万個/μl 赤血球数が多い場合粘り気が増え、高血圧や血管が詰まる原因になる。
370〜570万個/μl
白血球 3400〜8500万個/μl 体のどこかに異常がある場合、高い数値が出る。反対に低いと病気にかかりやすくなる。
ヘモグロビン 13〜17g/dl 粘り気を調べる。赤血球と同じ。
11.3〜15g/dl
血小板 15万〜35万個/μl 数値が高いと高血圧、動脈硬化が進みやすい。血栓もできやすくなる。
















カリウム 3.7〜4.8mEq/l ホルモンの分泌異常、腎機能障害を調べる。カリウムの数値が低いと原発性アルドステロン症、高いと腎機能が低下。
ナトリウム 139〜146mEq/l
クロール 101〜109mEq/l
カルシウム 8.5〜10.2mg/dl


総コレステロール 135〜240mg/dl→220mg/dl未満 狭心症、心筋梗塞の可能性が分かる。
HDLコレステロール 40〜99mg/dl→40mg/dl以上
中性脂肪 30〜149mg/dl→150mg/dl未満
LDLコレステロール 60〜160mg/dl→140mg/dl未満
クレアチニン 0.8〜1.3mg/dl 数値が高いと腎機能が低下している。
0.6〜1.0mg/dl
尿素窒素 8〜21mg/dl 同上
空腹血糖値 70〜110mg/dl 数値が高いと糖尿病の疑い。


GOT(AST) 10〜35IU/l 数値が高くなると肝障害を起こしている可能性。
GPT(ALT) 5〜40IU/l
γ-GTP 9〜109IU/l
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検査入院

検査入院

高血圧の検査入院を行っている病院もあります。入院している間、24時間体制で血圧、心電図、蓄尿検査などを行うものです。こうして、血圧はもちろん、超音波検査や負荷心電図検査など、心臓や腎臓、血管の働きなどの心血管系の検査を行います。食事療法も行い、栄養指導や運動指導なども受けることになります。

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検査の種類

検査の種類

これまで挙げた検査の他に行われる検査として、眼底検査と胸部X線検査があります。高血圧になると、眼底の血管に異常が起こりやすくなるために行われる検査です。この検査では、高血圧の進み具合や合併症があるかないかまで調べることができます。検査の方法は、検眼鏡を使い、動脈硬化が原因になる網膜組織のむくみや斑点、出血や血栓の有無などを調べます。

胸部X線検査では、心臓や動脈、肺の状態を調べる検査になります。高血圧からくる動脈硬化の状態や、心臓への影響を知ることができます。その他にも、腎臓の状態を見るために、尿検査を行います。血液は腎臓でろ過されて、老廃物が尿として排泄されます。この尿の成分を調べることによって、腎臓の炎症や腎機能の障害、糖尿病などのことも分かります。

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