高血圧は怖いものです。ならないように予防していかなければいけません。それまで高血圧の治療を受け、改善されたからといって、生活習慣をそのままにして過ごしていると、せっかくよくなったものが、また高血圧になってしまうかもしれません。日頃から、高血圧にならないような生活が大切です。
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生活習慣を見直すことは、高血圧にとって一番の予防になります。血圧を下げる薬に頼ってばかりではなく、自らの努力も必要です。生活習慣を改めることにより、高血圧ばかりではなく、健康への第一歩にもなるのです。何をどう改善していけばいいのか分からない人もいるでしょう。日本高血圧学会が6つのポイントを挙げています。
1. 塩分制限:1日6g未満の摂取量に抑えましょう。
2. アルコール量の制限:1日あたり男性で20〜30ml以下。女性は10〜20ml以下。
3. 適度な運動:有酸素運動を毎日30分以上を心がける。(心血管病のない場合)
4. 適正体重を維持する:BMIが25以上にならないように。
5. 野菜・果物を摂る:重度の腎障害がある場合を除く。
6. 禁煙
これら3つのことが推奨されています。塩分や脂肪分を控え、お酒を飲むのを少なくし、適度な運動を行うということです。一度にやろうとすると大変ですので、最初はできることから始めてみましょう。

カルシウムは血管の収縮に関係する、細胞の活動に対してとても大切な役割をしているミネラルです。カルシウムが不足すると血圧が上昇することが分かっています。カルシウムが足りなくなると、カルシウムを上昇させるホルモンが出され、これが血管に作用することにより、血管が収縮しやすくなって血圧が上がります。
これだけを聞くと、カルシウムを摂取すると血圧が上がってしまうのではないかと思われがちですが、きちんとカルシウムを摂る事によって、この問題となるホルモンを分泌させないようにすることが目的です。カルシウムが不足して分泌されるホルモンを抑えることで、血圧の上昇も抑えるということです。決して、カルシウムを摂取して血圧を下げる物ではありません。
理想のカルシウム摂取量は1日600mgになります。また、水分をたくさん摂ることによって、粘り気のある血液もサラサラになり、血流をよくしてくれます。水分不足になると血栓もできやすく、脳梗塞や心筋梗塞を招く原因にもなります。意識して水分をたくさんとり、こうしたリスクを回避しましょう。
カリウムとカルシウムでは名前は似ていますが全く別なものになります。高血圧の原因の一つとも言われている塩分=ナトリウムですが、多く摂りすぎると腎臓に負担がかかることが分かっています。このナトリウムと反対の立場にいるのがカリウムです。
カリウムは血管を広げる働きがあり、血圧を直接下げてくれる働きを持っています。どうしても食事から塩分を少なくしていくことができないという場合、カリウムをたっぷりと摂取すれば効果的です。昆布、わかめ、ひじきなどの海藻類のほかに、果物でもキウイやバナナにカリウムが豊富に含まれています。

重度の高血圧の場合、激しい運動はいけませんが、中程度以下の場合、適度な運動を心がけましょう。体を動かすことにより新陳代謝が高まります。そうすることにより、肺や心臓の働きもよくなり、運動を繰り返すことで血液の中に、血圧を下げる物質が増え、反対に血圧を上げる物質が減少します。
コレステロールや中性脂肪も減少してきますし、代謝がよくなることでドロドロの血液も改善されます。行う運動は、腕立てなどのように瞬発的に力を入れる無酸素運動ではなく、ウォーキングや水泳などの有酸素運動を行いましょう。無理をせず、ゆっくりとしたペースで行うことが大切です。
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